ブロック塀がグラグラ・ひび割れしていたら?
点検ポイントと、フェンスへの交換、川崎市の撤去助成
こんにちは。川崎市麻生区で外壁・屋根塗装や外まわりのリフォームをしている、BASE LABの坂本です。
お庭や道路沿いのブロック塀。「手で押すと少し揺れる」「大きなひびが入っている」といった状態になっていませんか?
ブロック塀は、地震のときに倒れると、ご家族だけでなく通行人やお隣にも被害が出るおそれがあります。今回は、自分でできる点検のポイントと、直すときの考え方をお話しします。
この記事のポイント
- 国が示しているブロック塀の点検ポイント
- グラグラする塀は、塗装では直らない理由
- フェンスへの交換と、川崎市の撤去助成
1. まずは自分でできる点検
国土交通省は、ブロック塀の点検ポイントを示しています。外から見て確かめられるのは、次の5つです。
① 高さ
地面から2.2m以下か。
② 厚さ
10cm以上あるか(高さが2mを超える塀は15cm以上)。
③ 控え壁
高さが1.2mを超える塀には、3.4m以内ごとに、塀を支える「控え壁」があるか。
④ 基礎
コンクリートの基礎があるか。
⑤ 傾き・ひび割れ
塀が傾いていないか、ひび割れがないか。
ひとつでも当てはまらない場合や、判断がつかない場合は、専門家に相談することがすすめられています。中の鉄筋の状態などは、外からは分かりません。手で押して揺れる塀は、早めに見てもらってください。(出典:国土交通省「ブロック塀の点検のチェックポイント」)
2. グラグラする塀は、塗装では直りません
ブロック塀の中には、強度を保つための鉄筋が入っています。ひび割れから雨水が入ると、鉄筋がさびて弱くなることがあります。
塀が揺れるのは、こうした中の傷みや、基礎の問題が原因のことが多いです。ひび割れを埋めて上から塗装すれば見た目はきれいになりますが、塀の強さは元に戻りません。揺れや傾きがある場合は、塗装ではなく、撤去や作り直しを考える必要があります。
3. フェンスへの交換と、川崎市の撤去助成
よくある直し方は、ブロック塀の上の段を取り除いて低くし、その上に軽いアルミフェンスを付ける方法です。塀が軽く低くなるので、倒れたときの危険を減らせます。目隠しフェンスを選べば、外からの視線もさえぎれます。
川崎市「ブロック塀等撤去促進助成金」
川崎市には、道路などに面したブロック塀の撤去費用を助成する制度があります。
- 対象:道路や公園などに面し、高さが1.2mを超えるブロック塀など
- 工事:高さを1.2m以下にする撤去工事
- 助成額:費用の2分の1(上限30万円)
- 注意:工事を始める前の申請が必要です
細かい条件や受付状況は変わることがあります。最新の内容は川崎市の窓口でご確認ください。(出典:川崎市ブロック塀等撤去促進助成金交付要綱)
外壁塗装をご検討中なら、外壁の色に合わせてフェンスの色を選ぶなど、家全体の見た目をそろえて考えることもできます。打ち合わせやご近所へのご挨拶も、まとめて行えます。
よくあるご質問
Q. 外壁と一緒に、ブロック塀も塗ってもらえますか?
A. 揺れや傾きのない塀であれば、塗装もできます。ブロックは地面から湿気を吸いやすいので、外壁用ではなく、湿気を通す性質のある材料を選ぶ必要があります。揺れや傾きがある場合は、先に安全面の対策をおすすめします。
Q. お隣との境界にあるブロック塀にひびがあります。
A. 境界の塀は、どちらの持ち物か(共有か)によって進め方が変わります。まずはお隣と状況を共有することが大切です。状況を見たうえで、どう進めるかをご相談させてください。
Q. 外壁塗装の予定はありませんが、ブロック塀だけ相談できますか?
A. はい、大丈夫です。揺れや傾きがある塀は、外壁塗装を待たずに早めの対策をおすすめします。
まとめ
ブロック塀は、高さ・厚さ・控え壁・基礎・傾きやひび割れを、まず外から確かめてみてください。手で押して揺れる塀は、塗装では直らないので、撤去やフェンスへの交換を考えましょう。
道路に面した塀なら、川崎市の撤去助成が使える場合もあります。工事の前に申請が必要なので、早めに確認しておくと安心です。
「うちのブロック塀、押すと揺れる気がする」という方は、お気軽にご相談ください。














